損傷部位と症状、の初めの一歩
試験では、左脳が優位半球、右脳が劣位半球として問題が出題されます。
今回ご紹介するのは、1点に絞りました。試験に出やすい(作成者が出しやすい)内容です。
○ゲルストマン症候群
・頭頂葉(下頭頂小葉)の角回の損傷によって生じる
・症状④:手指失認・左右失認・失算・失書
です。初めの第1歩かつ、比較的出題頻度の高い内容です。
脳の損傷部位についての問題は、難易度の幅の開きが大きいように感じます。「前頭葉損傷して注意障害が出ます」程度から、「相貌失認は側頭葉の紡錘状回の損傷によって起こります
」程度(これはびっくりしますよね)まで、バラエティ豊かです。
・・・56回を確認してみましたが、思ったより出題されていない印象です。どうなんでしょうか。調べてみます。